両生類の新興感染症の今-ヒキガエルの現状を考える-

Current states of emerging infectious diseases in amphibians-Consider the current state of toad-

世話人:宇根有美(麻布大)

 

概要:

世界各地で両生類の種数や個体数の減少が報告され、その原因の1つとして、感染症が挙げられている。そして、感染症による両生類の減少は、生態系全体に負の影響を与えるとして国際獣疫事務局はカエルツボカビとラナウイルスを監視すべき重要感染症に指定した。

 カエルツボカビが国内で初めて確認されて10年が経った。その後の調査・研究によって、カエルツボカビの国内状況が明らかにされるとともに、新たにラナウイルスが発見された。この企画集会では、両生類における新興感染症として、カエルツボカビとラナウイルスの今を取り上げるとともに、各地で個体数の減少が確認されているヒキガエルの現状を知るとともに、感染症を含めて、その原因を考える。

 

 

宇根有美(麻布大) Yumi Une (Azabu Univ.)

 「企画集会趣旨説明

  Purport」

嘉手苅将(神奈川県衛生研究所) Sho Kadekaru (Kanagawa Pref. Inst. Pub. Health)

 「国内野生下および流通・飼育下両生類におけるカエルツボカビの感染状況

  Infection status of amphibian chytrid fungus in wild and traded exotic amphibians in Japan」

宇根有美(麻布大) Yumi Une (Azabu Univ.)

 「国内外のラナウイルスの現状

  Current states of ranavirus in Japan and overseas」

桑原一司(日本オオサンショウウオの会) Kazushi Kuwabara (Japanese Giant Salamander Association)

 「西日本の一地域におけるニホンヒキガエルの減少と現状

  Decline and currentstates of Western-Japanese common toad, Bufo japonicus japonicus in

an area of western Japan」

追加発言, 総合討論

Additional remarks, General Discussion